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***2008年度 ***

I「としょかんたんていゆめきちくん」 さいごにのこったもの  【手作り絵本】
          3月7日(土) 廿日市市中央公民館 ・3月8日(日) 観音公民館 ・3月15日(日) 西区民文化センター

2008年度の活動は3月で終了となります。6年生の卒業や、転勤などでお別れがあり、寂しくなります。みんな中学生になっても、どこに行っても様々な体験、経験を楽しんでください。
講師・スタッフは、2月に入ってすぐ、来年度の計画を立て始め「あれもやりたい」「これもやりたい」と色々出ましたが、悩みながら10回分に絞り込みました。
ゆるぐにくる子ども達の人数が増え、お互いに慣れてきたこともあるのか、すこしずつ人間関係が形成されるようになりました。今後はスタッフも作品作りだけでなく、同じ目的を持った人間が出会えた場所としてどうあるべきかを、もっと考えていかなければと思っています。来年度もよろしくお願いします。

■3月の本の紹介
  「としょかんたんていゆめきちくん」 文:J.B.バロニアン 絵:L.L.アファノ

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H「そのまたまえには」 ときにはうしろむきもいいかもね  【手作り絵本】
          2月7日(土) 廿日市市中央公民館 ・2月8日(日) 観音公民館 ・2月15日(日) 西区民文化センター
2月・3月で絵本作りをします。1年間やってきたことを思い出しながら、世界に1冊だけのMY BOOK作り。


来月で、今年度の「ゆるぐ」は終了します。小学校を卒業して中学生になるAちゃん、K君、F君の3人とは3月でお別れです。絵の具だらけの顔、どんな作品にしようかと考えている顔、小さな子の面倒をさりげなくサポートしてくれた姿を私たちは忘れることはありません。思い出すだけで笑顔になれる存在のみんなと会えなくなるのはさびしいですが、中学生になる3人を笑顔で送りたいと思います。3月の「ゆるぐ」はお休みしないように来て下さいね。もちろん、6年生以外のみなさんもお休みしないようにしましょうね。

■2月の本の紹介
「そのまたまえには」 作:アランアルバーグ 絵:ブルース・イングマン

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G「ちいさなヒッポ」 うらがえしてみたら・・  【版画】
          1月10日(土) 廿日市市中央公民館 ・1月11日(日) 観音公民館 ・1月18日(日) 西区民文化センター






前々からやってみたかった版画に挑戦です。
版画には色々な種類がありますが、一番に思い浮かべるのは木版画です。
絵本は木版画の絵だったのですが、私達がやったのは、材料フリー。ダンボール、毛糸、プチプチマット、などなど。
紙をのせて上から刷る、紙の上にのせて刷る、ハンコみたいに押してみる、ローラーをあやつってみる・・・版画のあらゆるやり方を1枚の紙の上に表現してくれました。何も言わないのに、子ども達は次から次へとよく思いつきます。そんな子ども達を見ていると「版画」というものがどうやって生まれてきたのかわかる気がしました。

はじめのはじめ、「絵」をはじめてかいた人の記憶は、何万年もたった今の私たちのDNAにも残っていて、そのときのドキドキがものすごくて、こどもは赤ちゃんのときから「絵」をかくのかも、なんて思ったりします。大切なのは「どんな絵」かではなく、「どんな気持ちでかいた絵」か。ゆるぐでかく絵が「きもちのいい絵」だといいな。

■1月の本の紹介
  「ちいさなヒッポ」  作:マーシャ・ブラウン


コープハウジングひろしまでの展示の様子です。絵本展示・作品展示の他、自由に読めるよう絵本をたくさん用意しました。日当たりの良い、とてもリラックスできる場所なので、ゆっくり本を読んでください。 >>>>> 詳しくはこちら

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F「いちばんすてきな クリスマス」 ひとつだけ をつくる  【ケーキで】
          12月6日(土) 廿日市市中央公民館 ・12月14日(日) 観音公民館 ・12月21日(日) 西区民文化センター




2月といえばやはりクリスマスをはずせなくて、今年もケーキを使った活動です。とはいえ、毎年同じもつまらないので、今年は「おかしのいえ」になりました。そこで、こじんまりしたぶん、クリスマスの飾りを作りました。いつもは素材の「紙」と言えば四角いものなので、今回は紙を半円の形に限定しました。一応、見本の飾りは作っていたので、それに似せたのを作る子もいれば、全く違う形に仕上げた子どももいました。半円でも色んな形になるものです。「おかしのいえ」は見本がないので、本当にどれひとつ似たのがなくて、今年も楽しませてもらいました。

廿日市会場・観音会場で使った(西区民センター会場は広さの関係で使いませんでした)ツリーの本体は宮島工業高校の文化祭で使ったものをいただきました。手作り感がイイかなと思って。気づいてもらえたでしょうか。それに裂いた白い布をかけただけのツリーですが、ブラックライトで照らすといい雰囲気になりますね。ぼんやりとしたかんじはろうそくで照らしたようでしたね。2009年は家庭でも工夫して既製品ではないツリーも楽しんでみてください。

■12月の本の紹介
  「いちばんすてきな クリスマス」
   作:チェンチーユエン
 ※今回の本は華やかではないけどジーンとする
 クリスマスの本です。一度、皆様も読んでみて下さい

 
2004年度 『ケーキの町』
 
2005年度 『私の宝島』
2006年度 『高さのあるケーキ』
2007年度 『すてきをあげたい』
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E「ゆめみる天使たち」 ゆめはでっかくつくりたい 【貼り絵】
          11月1日(土) 廿日市市中央公民館 ・11月 9日(日) 観音公民館 ・11月16日(日) 西区民文化センター




今回は去年もやった布を使った作品作りでしたが、前回と違うのは、立体で飾ること、それから、外に持ち出して飾られること。

外に出すことを内緒にして自由に作るのがいいのか、外に出すことを初めから意識して作るのがいいのか、考えたのですが、自由に作ると外に出すのは嫌と言う子ども達がいるので、始めに話すことにしました。だから、今回は少しよそゆきの作品になったと思います。


先日、あるところに飾ってある中学生のイラストを、公民館に展示しないかと話を持ちかけたところ、このイラストは前に気分が落ち込んだとき書いたものだから、外に持ち出すなら、同じ絵でも今、書いたものでなければ本人が承知しないだろうといわれました。人の手にかかった作品には、やはり作った本人のそのときの気持ちが現れているものなのだと改めて知らされました。

今回の子ども達の作品も6月に飾られたとき、作ったときの気持ちを思い出すものになるといいなと思っています。そして、飾られた自分の作品を見たときの気持ちも、大切にしてもらえたらいいなと思っています。


■11月の本の紹介
  「ゆめみる天使たち」 
   作:ベリンダ・ドウンズ

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D「3びきのかわいいオオカミ」 空のにおいをすいこもう 【野外でつくる】 
          10月4日(土) 廿日市市中央公民館 ・10月12日(日) 観音公民館 ・10月19日(日) 西区民文化センター

M君の基地は、皆が見せてほしくて、
並んで順番を待ちました。

一年の中でも外遊びにはぴったりの季節。
なので、二年に一度位この時期は外の活動にしています。スタッフとしては天気予報とにらめっこの日々が続くのですが。

今回はおうち作りに挑戦です。子ども達はダンボールに触るなり、もくもくと製作を開始。まずは窓を作り、屋根を作り、内装をこらし、表札をかけます。同じようなダンボールの箱を使うのに出来上がった家の個性的なこと。もぐってはいるおうち。テーブルがセットされているおうち。木のぼりが出来るおうち。それから、それから・・・
今回読んだ本は、やさしいオオカミ達が頑丈なおうちを作るたびに壊されるけど、自分たちらしくやさしいお花でおうちを作ったら、悪いオオブタの心も変わっていったというお話です。
そのおはなし通り、みんなが楽しく作ったおうちは他のみんなも楽しくさせたし、それでまたもっと楽しくなったよね。

公園では年配の方から「いいねえ、楽しそうだね」「ダンボールを集めるのが大変だったでしょう」などと、よく声をかけていただきました。
外での活動は子ども達の元気な様子をいろいろな人に見ていただきスタッフも楽しませてもらった秋の一日でした。

3ヶ所で使った大量のダンボールは、ダイキ楽々園店様よりいただきました。地域の様々な人達のご理解やご協力に感謝することの多い活動になりました。



■10月の本の紹介
  「3びきのかわいいオオカミ」
  作:ユージーン トリビザス
なにができるかな?
仲良し二人組みは何を話しているのでしょう。
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C「おい、カエルくん!」 水と色と手のまほう  【染色】
          9月6日(土) 廿日市市中央公民館 ・9月14日(日) 観音公民館 ・9月21日(日) 西区民文化センター

素敵な染物ができました

「わー、へんなにおい!」部屋に入るなりこんな言葉で始まった今回のゆるぐは、初めての企画の染色でした。

 たまねぎの皮とブルーベリーとローズヒップティ・紅茶(会場によって少し違うものもあります)。身近にあるものからでも色は生まれるんだよということで選びました。見た目のいいローズヒップティーやブルーベリーより、見た目もにおいもあんまりよくないたまねぎの皮のほうがきれいに染まったのは、「みにくいアヒルの子」のお話みたいでした。

色というのは絵の具から出てくるものではなくて、もともとは木の実や花や石の粉だったりするものだそうです。いろいろなものの命とひきかえにもらうものだったんですね。だからどんな色も美しい。
たまねぎの皮のへんなにおい、ゆだったブルーベリーのどろどろ。色にはにおいもあるし、手触りもある。決して無味無臭のものではありません。全ての色に向こう側を感じてくれたらなあと思います。

今回の染めた布はまたまた11月に変身をとげるはずです。もっともっとたくさんの色と出会いましょう。


■9月の本の紹介
 「おい、カエルくん!」 作:ピエト・フロブラー




←和紙に染料で色をつけて遊びました


               ↓なんだか楽しそう!
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特別編:夏のあそび塾2008 「立体万華鏡作り」 「ゆるぐ」夏休みオープン企画
            8月2日(土)廿日市市中央市民センター(中央公民館)8月23日(土) 西区民文化センター
立体万華鏡のワークショップは2005年にやって以来、「すごくきれいなので、作ってみたい。」という声をいろいろな人からいただいていましたので、今年久々に実施しました。
表面を削るのは低学年には結構大変で「手がいたくなった」という子どももいましたが、出来上がった立体万華鏡を覗いたときは「わーきれい!!」と思わず声が上がっていました。この春転勤で、北九州にお引っ越しした元「ゆるぐ」会員のMちゃんも、夏休みの帰省中で参加してくれたり、いつも元気いっぱいのNちゃんが弟の面倒を一生懸命見てる姿を目にしたり、お父さんと一緒に楽しく作る姿があったり(年長さんは保護者同伴なので)とスタッフも楽しい時間になりました。
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B「カクレンボジャクソン」 ステキだねって言われたい  【デザイン】
          7月5日(土) 廿日市市中央公民館 ・7月13日(日) 観音公民館 ・7月20日(日) 西区民文化センター

伊藤若冲「群鶏図」




■7月の本の紹介
 「カクレンボ ジャクソン」  作:デイヴィッド・ルーカス
 月の活動のテーマはデザインでした。伊藤若冲という浮世絵師をご存知でしょうか。鶏の絵が得意だったようです。この人の絵を見たとき、鶏の模様がとっても綺麗で、おしゃれで、鶏とはこんなにいろいろな模様があるのかと感心したのです。そこで、私たちもオシャレな鶏を作ろうと思い立ちました。
 線描きの鶏を前に、みんな塗り始めの何色かはすぐに決まるのですが、後がなかなか続きません。どうしたらどの色も、どの模様も綺麗見えるのか。少し離して見てみながら、お友達の模様も参考にしながら、鶏に色をうめていきます。悩んだ分だけどれも描いた人の個性がよく出た鶏が出来上がっていきました。こんなに綺麗な鶏が出来たのです。並べてみなければ。でも、おしゃれに並べてみるには・・・?
 どこにどう置けばそれぞれの鶏が一番輝けるのか、なかなか難しい作業でした。それに「NIWATORI」の文字をいれたら、いきなりポスターみたいになったのは驚きでしたね。すべては大切なひとつひとつって感じられました。
 皆さんの鶏はその後どうなりましたか。お部屋のどこかに飾られているといいんだけど・・・。



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A「いろいろへんないろのはじまり」 私のいろはどんないろ? 【絵具】
          6月7日(土) 廿日市市中央公民館 ・6月8日(日) 観音公民館 ・6月15日(日) 西区民文化センター

 真剣です!

 

 絵の具は楽しい!

 色作りはむずかしい・・・。

以前に黒い森を描いたとき(2007.10 暗闇をかざろうの回)、子ども達があまりにも真剣な顔をして絵の具をまぜていたことが忘れられなくて、今度は有名な画家(シャガール、マティス、モネでした。)の絵の色を作ってもらうことにしました。ただし使えるのは赤・青・黄色の3色の絵の具だけ。(少し白と黒をあげましたけど。)赤と青なら紫、黄色と赤なら橙、青と黄色は緑、ってことは子ども達も知っているのですが、なにせ作る色は偉大な画家さんの作った色です。そんな単純なことじゃできません。

そんな中で、初めて絵の具に出会ったらしい1年生に青と黄色を混ぜて緑に変えて見せると、まるで手品を見たかのように大喜びしてくれました。そして改めて大きい子ども達を見てみると、色を混ぜる度に「こんな色ができた!」と驚いたり、喜んだりしています。子ども達は理屈ではなく、色の不思議さを本当に楽しんでいるようでした。

出来上がった絵を前にして、色の世界を堪能してもらえたんじゃないかなと感じています。
 


 手も筆に変わる道具になりました。


 
 ■6月の本の紹介
   「いろいろ へんないろの はじまり」
   作:アーノルド・ローベル
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@「なまえは なあに?」 とにかくであいがたいせつです 【力をあわせて】
          5月10日(土) 廿日市市中央公民館 ・5月11日(日) 観音公民館 ・5月18日(日) 西区民文化センター




 今年も「ゆるぐ」がはじまりました。はじめましての子ども達がたくさん来てくれてとってもうれしく思っています。

今年初めての活動なので、まずは自分の大切な名前を自分らしく飾ってみることにしました。材料はチラシ。似たようなのにならないかなあ、と心配もしていましたが、なんのなんの、みんな自分らしさいっぱいの字ができあがりました。それからやっぱり仲良くなるにはおはなしすることだろう、ということで名前の字を使って相談しながら言葉を作ることにしました。はじめはちゃんとした言葉を作ることにしようと思っていましたが、そんなのはゆるぐらしくないですもんね。自分達だけの言葉を作ってもらうことにしました。初めてであった子ども達が皆でああでもないこうでもないと話している姿は、大人じゃここまでいっぺんにいかないよなあとつくづく思いました。言葉もこれまたびっくりするのができました。子ども達の感性には相変わらず脱帽です。

ゆるぐは「じょうず」ではなく「おもしろい」が大切だと考えています。「じょうず」には練習すれば誰でもなれるけれど「おもしろい」はその時の自分にしか作れないからです。この1年、たくさんの「おもしろい」が産まれるよう、私たちもサポートしていきたいと思っています。どうかお楽しみに。

■5月の本の紹介
   「なまえはなあに?」 作:かさい まり








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番外編:「ひかりとあそぼう −宮沢賢治『やまなし』の世界−
                                          月20日(日) 広島市安芸区図書館
安芸区図書館に招かれ、ワークショップ「ひかりとあそぼう −宮沢賢治『やまなし』の世界−」をしました。
和紙とセロハンで水底から水面を見上げるという、光と水の世界を体験してみました。宮沢賢治の「やまなし」は難しいかなと思いましたが、子どもたちは私達大人よりずっと素直に賢治の世界に入っていったようです。
出来上がった作品は安芸区図書館のガラスブロックの所に飾っていただきました。
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