子どものパペット・アーツ体験2006! 人形・モノを使ったコミュニケーションアーツ指導者養成講座
NPO法人子どもコミュニティネットひろしまでは、子どものコミュニケーション体験事業の一環として、昨年より人形劇がもつ特性をいかした指導者養成講座を企画してまいりました。今回は、モノ<オブジェクト>にこだわった講座として、10月の沢則行さんに引き続いて、講師に、くすのき燕さん、山田俊彦さんを迎えて、「オブジェクトシアター・ワークショップ・パート2」を企画致しました。
@マリオネットワークショップ ボールのマリオネットから
日 時:2007年1月20日(土)10:00〜13:00
会 場:南区民文化センター 大広間
講 師:山田俊彦(人形劇団ココン)
内 容:一本の糸に木製ボールがついたマリオネットで、また日用品に糸を付けて、
表現してみましょう!
ハンガーと布を利用した3本糸のマリオネット 音楽にあわせて・・・ 一本の糸に木製ボールがついたマリオネットで表現してみよう!
■参加者の感想・・・
いろんな発見があり、面白かったです。糸操りの可能性が奥深いことがわかりました。物の動きで感情を表現するためには、自分が多くの体験をしていないと難しいと思いました。短時間でイメージを起こして表現するのも楽しかったです。人のを見るのもすごく楽しかったです。
ただの丸い玉で、動かして遊んでいたところから、だんだん魂が感じられるようになって・・・。もう、生き物(感情をもっている)にしか見えなくなっている自分にびっくりしました。やっぱり、劇って動きだけでなく、止まる=何もしないでいる事が大事なんだな・・・と思いました。そして、同じことを見て、みんなの受け止め方が様々だったこと!!これにはびっくりでした。人とイメージを共有するのって難しいなーって今さながらに思った午前中でした。
Aトークショー 人形劇を観て、語ろう!
日 時:2007年1月20日(土)14:30〜16:30
会 場:南区民文化センター 大広場
講 師:くすのき燕(人形芝居燕屋)・山田 俊彦(人形劇団ココン)
内 容:人形芝居燕屋『いばら姫』、人形劇団ココン『ふたりのクラゲ』
『愛さえあれば貯金箱』と、お二人によるトークショー
人形劇団ココン『愛さえあれば貯金箱』 ウルトラマンが・・・・ 人形芝居燕屋『いばら姫』 食器たちが・・・
人形劇鑑賞の後はお二人のトークショー 参加者の質問に・・・・
■参加者の感想・・・
- 『愛の貯金箱』では、弟が怪獣ごっこしてたのとダブりました。『いばら姫』は、いろんな道具が表情をもって見えてきて・・・。楽しかったです。『2つのクラゲ』は見とれました。
- 私は脚本から作ることもあまりなし、作るときは、どちらかというとメッセージを前面に出すことが多いので・・・。でも、お二人の話もよくわかりました。
B人形劇クリニック
日 時:2007年1月21日(日)14:00〜17:00
会 場:広島市まちづくり市民交流プラザ・マルチメディアスタジオ
講 師:くすのき燕(人形芝居燕屋)
内 容:希望団体(グループ)に、人形劇を上演していただき、アドバイス(効果的な
処方箋)を与え、それを参加者とともに共有する実践的な講座。
まずは、参加グループの上演 たね工房「おだんごパン」
人形劇団アヒル座 もころシアター『もこもころころ」
上演後は、いよいよクリニック・・・。
参加費:一人2,500円(全2日間)(@AB、各々1,000円)
主 催:特定非営利活動法人 子どもコミュニティネットひろしま
子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)助成活動
■山田俊彦プロフィール
1991年に人形劇団ギグを結成。2001年に人形劇団ココンとしてプロ活動開始。吹田人形劇コンクールで 金賞、美術賞、アイデア賞など 数々の賞を受賞。糸操り人形操作、製作を人形劇団みのむしの飯室康一氏、アルブレヒト・ローゼル氏に学ぶ。2001年にはいなさ人形劇コンクールにて「マリオネット小品集」が金賞受賞。2006年には同コンクールにて「チャハハ丸とヘヘヘ丸」が金賞受賞。現在、「ITOプロジェクト」、ねぎぼうずSAYOとユニットで「猛烈トホホ団」としても活躍。
■くすのき燕プロフィール
1986年から10年間、人形劇団・空中分解で、作・演出を中心に活動。と同時に1998年の日本で開催された第15回ウニマ【国際人形劇連盟】総会と1988世界人形劇フェスエィバル開催時の1年間、日本ウニマに勤務。その後、人形劇を学ぶために渡欧。帰国後、1990年に宮腰悦子代表のもと、エツコ・ワールド創設にかかわり、伝統人形芝居を現代に復活した肩掛け人形芝居「ねずみのすもう」「さんまいのおふだ」と腹話術「ハロー!カンクロー」での全国巡演、人形劇の作・演出・ワークショップの他、海外劇団の招聘公演などの人形劇のプロデュースも行う。2005年4月より、人形芝居燕屋として、ひとり人形芝居の公演を中心とした活動を展開中。NPO法人子どもコミュニティネットひろしまスーパーバイザー。
<問合せ先>
特定非営利活動法人子どもコミュニティネットひろしま 「パペット・アーツ・プロジェクト」
〒730-0802 広島市中区本川町2-6-10和田ビル304号
TEL 082-292-6200 FAX 082-292-6485 E-mail kids.hr@galaxy.ocn.ne.jp
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