『どうして大人は遊べないの?』という息子の質問から始まります。平土間で間近にみる人形劇。 **みんなの感想 あれ・これ** ★人食いすずめばちが1ぴき来た時に、トーマスが「やさしく見守ってくれてるだけだよ」と言ったのが面白かったです。(小2) ★子どもと一緒に楽しい時間を過ごせました。子どもとは少し離れて座っていたので、彼らがどのような反応をし、感じとったのかはよく判りませんが、父親としては、どこかに忘れていた感覚や子どもにとっての「遊ぶ」とはということを楽しみながら気づかされる機会を得ることが出来ました。劇団の方の演技や演出が巧みで、自分自身があっというまに「ジャー・ジョージ」になった小一時間。楽しい冒険を体験でき、ディズニーランドで感じたのと同じ感覚を覚えました。たくさんのお父さんに見てもらいたい劇だと思います。これから子ども達と遊ぶときの視点がが少し変わりそうな気がします。(父) ★私も流れ星にお願いして子どもに戻ったら、娘と友達になれるかな?私のことどんな風に思っているのかな?本当は好きでもないのに私の為にバレエ習ってたら・・・どうしよう(^^ゞ ***係りの子ども大活躍!!!*** 《 カーテンコールのプレゼント 》 《 受付・公演後の舞台バラシ 》
原作:ウルフ・スタルク「ちいさくなったパパ」 菱木晃子:訳 はたこうしろう:絵 小峰書店刊 ある晩、パパは息子のトーマスとプラモデルを作っていた。
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脚色・演出 北村直樹さんからのメッセージ |
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どうすれば観客席の子ども達が心から楽しんでくれるのか? 長い間その事を考えながら人形劇をやってきました。答えは簡単ではないけれど、先ず演じている自分自身が本気で楽しんでいなければ子ども達は楽しんでくれません。見せかけだけではなく本気で。この「本気で子ども達と向き合う」というのが案外難しい。変にキレイにまとめようとしたり、自分のずるさや弱さやわがままな所を隠してイイカッコしようとすると、途端に見抜かれる」 「楽しませてあげよう」とか「何かを教えてあげよう」といった自己満足的・自己犠牲的な心が少しでもあろうものなら、子ども達の興味はすぐに失せてしまう。この法則性は役者と観客だけでなく、親と子どもの関係にも言える様な気がします。 |
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『どうして、おとなは遊べないの?』 となりのパパにも観てほしい |
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突然、息子と同い年に変身してしまったパパ。ばったり息子と出会い、公園や隠れ家での遊びに夢中、そして「話せる友達」になります。軽快なテンポと人形・人間の切り替えで、冒頭から目が離せません。変身が解けた後、ひとりの人間として、素直に対等に向き合うことの大切さが、心地よく伝わってきました。自然に子どもとの関係をふりかえってしまう・・・そんな感じです。『子育て支援メッセひろしま』の企画の中で、優れた人形劇を盛り込まれたのは、親子で感動を共有する劇の公演を続けてきた主催者の本領を発揮されたものであります。まちづくり市民交流プラザには、すばらしいプログラムが集まってきます。主催者の特徴が生かされた企画が今後も楽しみです。 これまでに観られた人の感想 ★いっぱいわらった。(8歳)
「もし、子どもになったら、何してあそぶ?」
「子どもになったあなたが、公園で一人で遊ぶご自分のお子さんと出会い次第に友だちになります。どんな話をするでしょう?」
アンケートにご協力いただいたおとうさんありがとうございました。 (おやこ劇場ひろしま 機関情報紙 わくわくぽけっと Vol.10 より) |