おやこ劇場ひろしま 2003年4月高学年部定例鑑賞会
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Nori Sawa's Art Theatre
KOUSKY (コウスキィ/小品集)
作・演出・美術:沢則行
日 時:4月24日(木)19:00
会 場:アステールプラザ・中ホール
作品について エツコワールドHPで こちら
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★★たくさんの人と一緒に観たんだもん。人の感想も聞いてみたいみたい★★
舞台で沢さんが、「帰りには、アンケートに 点数を!」といわれたからでしょうか?!
高学年例会にしては珍しいほどアンケートがたくさん帰ってきました。
*** 当日アンケートより ***
・しゃべりとのギャップが・・・不思議。seed 好きでした。ただ、人形の肩の位置が高いかな? 私としてはちょっと首がほしかった。(25才)
・ぶたがおもしろかったけど、狼がかいそうだった。種は、いまいちよく分んなかった。(きれいだったけど・・・)だから、ちょっと寝てしまった。「うさぎとかめ」は、87点ぐらいかな。(最後がよめたから!)星は感動的なかんじ。全体では100点!(中2)
・なまずの目がとび出るのがおもしろかったです。(小6)
・星(複数形)が一番おもしろかった。(16才)
・「うさぎとかめ」のかめさん人形がほしい!です。かわいかった〜(41才)
・おもしろかった。きれいだった。小4の子どももひきつけられるように観ていました。また、観てみたいです。(37才)
・ぶたの1番のでてきた人形がかわいかった。ほしいー(小2)
・100点。人形がよくできていた。(小2)
・人形劇ときいて想像していたものとは全く違ったので意外性があって、すごくおもしろかった。最後の「ウサギとカメ」はお蔵入りにはしてほしくないです!(16才)
・うさぎとかめは、78点。(小4)
・前半少し音楽のボリュームが大きくちょっと観づらかった。「うさぎとかめ」なんでカメが白い色なんだろうと思っていたが最後やっとわかった。最後のオチがもっとあっと驚くようなものだと、もっと面白いのに(75点)(37才)
・おしゃべりのことについて、“迷ってる”っておっしゃてましたが、作品をやる前の解説はあまり必要ないかな。と思いました。何を表現しているかは、観ていたら分かると思います。子どもも見ているから、難しいとは思いますが・・・(27才)
・「うさぎとかめ」75点。途中のおしゃべりがたいへん面白かった。(38才)
・100点。(小4)
・もっとみたかったなあ。一人であれだけ演じるのはキツイだろうと思いました。(38才)
・ひとりですごい。いろんなことをされるのでびっくりしました。時間がたつのが早かったです。もう少し大人ぽいのも観たいと思いました。(47才)
・おもしろかった。また見たい!100点(小5)
・「うさぎとかめ」100点(小6)
・一人でもあんな劇ができるんだなと思った。100点(小6)
・「うさぎとかめ」85点ぐらい。(小6)
・とても楽しかったです。何故か大人向けの楽しい舞台(人形劇)でした。「種」のような神秘的な作品から「ブタ」まで幅広く楽しめました。「ウサギとカメ」85点でどうでしょうか!?(34才)
★★ もう一度あの人形が観たい方は、エツコワールドのHPへ こちら ★★
Rabbits/兎 一匹の兎と酔っ払いのお話し。
原題が複数形なのにご注意! |
A Fish/魚
かわいい魚がやって来ますが、やがて・・・ |
気持ちを空っぽにして
感性のままに
受け入れてみては
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沢さんからのメッセージ
皆さま、お元気でお過ごしでしょうか?
いよいよ皆さまの劇場に参上いたします。小さくて深い、また妙におかしい、というまるでチェコ共和国のような小作品を集めて、お目にかけます。ひとときの幻ではありますが、どうぞ、どうぞ楽しんでください。
NORIYUKI SAWA
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人形劇先進国チェコを拠点に
ヨーロッパで活躍する数少ない
日本人人形劇作家・沢則行
「ヨーロッパで、人々が私に求めることは、日本人の沢であること。そのバックグランドの特質が求められている。観客は、日本人・沢の人形劇を観にきてくれている。母の和裁の影響が、ヨーロッパで人形劇作家として活躍できた最大の要因のひとつだと思うようになった。」(中央公論「人形劇作家・沢則行の世界」より)
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KOUSKYとは
チェコ語でKOUSEK〈部分・部品〉の複数形。英語で言えば、PIECES。そして、人形劇作家・沢則行の小品集のことです。
個性的で劇術的な人形たち
ウルトラQなど怪獣モノの影響があるとよくいわれる。
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新しい人形劇のスタイル
オブジェクト・シアター(フィギア・シアター)
沢の人形劇は、既成の概念を打ち破ったもので、初めて目にする者は、どこが人形劇なのかと疑うかもしれない。なぜなら、人形劇であるにもかかわらず、必ずしも人形が登場するわけではないからだ。沢自身の言葉によると、「『オブジェクト・シアター』と呼ばれる新しい人形劇のスタイルで、欧米では、従来の人形劇を『パペット・シアター』と呼んで区別している。人形だけに囚われないオブジェ、つまり〈物体〉が登場することを指し、人間も出れば仮面も出る。モノも出れば人形も当然出る舞台。人形劇が本来持つ総合的な芸術性をより発揮しやすくした芝居」とのこと。(中央公論「人形劇作家・沢則行の世界」より)
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