『ユースのための演劇学校』 始まりました。
3年目を迎えたユースのための演劇学校、8月15日(金)から10日間の集中演劇講座が始まりました。
今年の作品は『どよ雨(う)びは晴(は)れ』。2004年の全国高校演劇の大会で優秀賞を受賞した作品に挑戦します。今年は、若い人たちのパワーの結集というよりも、舞台上での出演者のハーモニーが作品の善し悪しを決めるということで、参加者にとってかなりハードルの高い挑戦になります。
早く舞台セットに慣れた上で、作品へのイメージを膨らませてほしいという演出家の思いで前日から舞台の仕込みをしました。
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今回のもう1つの特徴は、午前中実施する中学生のための基礎トレーニングです。
毎日2時間、6日間使ってストレッチ、姿勢、発声など子どもたちのペースを見ながら進めていきます。講師の奥村洋治さん、宇宙人のような中学生相手にびっくりしたり感心したり・・・。基礎トレーニングは、まずは話をちゃんと聞く、集中して聞く、最後まであきらめずにやり通す、といった基本的な生活の姿勢から始まります。でも2時間後には、少しづつ開放されていく子どもたちの変化をおもしろがる余裕も出てきました。 |
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10日間の集中講座に参加するメンバーは?といえば、すでに出来上がっている舞台セットに歓声を上げて盛り上がってます。事前に準備した大人たちの苦労は知ってか知らずか・・・!
何はともあれ、スタートしました。
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『ユースのための演劇学校』 終了しました。
8月15日(金)から始まった集中演劇講座、24日の終了公演で幕を閉じました。
今年の作品は『どよ雨(う)びは晴(は)れ』。9人の高校生を中心に、友情・恋・三角関係をさわやかに描いた作品です。
14才から22才の若者が、50分という時間の中、みんなで気持ちをつなげながら今の自分を精いっぱい出してくれました。見にきてくださった方からも惜しみない拍手をいただきました。おもしろくて、おかしくて、ちょっとほろ苦い、そして最後はキュンとして・・・。青春時代の一コマを思い出させてくれました。
10日間後半の歩みです。 |
10日間の活動を無事終えることができたのは、支えてくれた大人スタッフのおかげです。
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10日間もやると基礎錬のストレッチもこのように・・・!
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中盤からは照明も入り、イメージも膨らみます。
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通し稽古の後は、細かいダメだしです。表情も真剣です。
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本番前日の昼には、客席も出来上がりました。
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衣装チェックも大事な時間です。
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カーテンコールの練習も滞りなかく?!
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開演まえの舞台です。
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音響席・ビデオ撮影の準備もOK!
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お客さまを迎える準備はバッチリ!
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さあ、開演直前!
みんなで気合いを入れて「さあ いくぞ!!」
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開演前のご挨拶は、中学生トリオです。
舞台上手からの登場です。
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開演-------
他人の秘密を知るのは何よりワクワク・・・?!
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それぞれの思いを胸に抱きながら、
どんより曇った空を見上げ・・・
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片思いの切なさも、なぜか笑いを誘ってしまうのです。
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七夕かざりを回想するシーンはキュンとして・・・。
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女優魂丸出しの迫真の演技に、会場から笑いの渦が!
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2回目の公演も終わり、
本当に最後のカーテンコールです。
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公演終了後、会場の片づけを終えホットしながらの打ち上げです。もちろん、子どもたちが主役なのでアルコール類は一切なし!
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さあ、来年からはどうなるでしょう!子どもたちから来年も続けて!という熱いメッセージを受け取っています。
子どもたちが、今の自分から一歩踏み出し新しい可能性に挑戦していく場、それも生半可でなく、自分との仲間との戦いの場を求めていることに関わった大人としてワクワクする気持ちを抑えきれません。自分を守る場所と同時にチャレンジしていく場も必要なんですね。そのちょっとして後押しをこれからも続けていきたいと考えています。こういった活動を支援してくださる大人が増えていくことを願いつつ・・・。
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