子どもコミュニティネットひろしま <<<<<<< 定例シアターF >>>> 舞台劇 >>>>>>
|
|
ベルクスタッド劇場【ドイツ・ハノーバー】 Theaterwerkstatt Hannover
青いイス Der blaue Stuhl
ふたりの男の間に“青いイス”がひとつ。男と男の絶妙な間柄と青いイス。
会場に入る前から生演奏が続き不思議で楽しい世界へ誘われる。
俳優とイスと楽器たちによる見事なコラボレーション!
2007年3月18日(日)13:00・15:00
エソール広島・多目的ホール (広島市中区富士見町11-6)
※主な対象は、3才〜おとな
企画:NPO法人子ども劇場山口県センター・キジムナーフェスタ実行委員会
|
料金:前売券 子ども 2,000円(3才〜中学生) 大人 3,000円 親子ペア 4,500円 (当日券300円増)全席自由
(シアター会員の方は会員券で参加できます。)
主催:特定非営利活動法人子どもコミュニティネットひろしま
後援:広島市教育委員会
★★★ 終了しました。ご来場の皆様ありがとうございました。★★★
今回は、定例シアターでは、初めての会場『エソール広島・多目的スタジオ』での公演!開場は15分遅れになりましたが、ご協力ありがとうございます。
公演終了後のカーテンコール 手作りのプレゼントで素敵な公演に感謝!「ありがとう」 新聞紙のかぶとのプレゼントもありました。
終演です。みなさん、さようなら!
左から「シュワルツリッヒ」役のマシアス・アルバー、「音楽・カメリード」役のウィニフレッド・レーデ、「クロップス」役のミハエル・ハベリッツさん
出口で役者さんたちが見送り! ひとときの交流! 子どもたちは握手したり、記念のカードをもらったり・・・。
まだまだ、役者さんたちと交流は続いていました。青いイスに座ったり、楽器の説明を聞いたり・・・
■当日アンケートより 感想・あれ・これ
- 音がおもしろかった。なんていっているのかわかったらもっともっとおもしろかった。ちゃいろの服をきていた人の帽子がおもしろかった。(6才)
- 空をとんでいる時に「ドン」と音がするとビクッとなったところがおもしろかったです。(8才)
- 見たことのない楽器が色々あって楽しかったです。話がわからなかったけど、動きだけでもおもしろかったです。(8才)
- いろんな場面がわかりやすくておもしろかった。(9才)
- よく言葉は分らなかったけど、動作が面白かった。(9才)
- 表現しているのが何かは、すぐに分ったけど、言っていることは意味不明。(12才
- 音楽がすっごくよかった。言葉がわからなくても、よくわかった。(11才)
- いろいろなおもしろい事をいすでできるのは、おどろきました。(13才)
- 今までにないカンジでよかった。(14才)
- とてもよかったです。言葉はわからなくても楽しかったです。(14才)
- とてもおもしろかったです。色々想像できました。またいつか見たいです。(14才)
- ことばは全然わからなかったけども(涙) 身体全体で表現するたのしい劇でした。音楽もききほれた。
- コミュニケーションのとり方、間のとり方がとてもおもしろく感じられました。頭の中で、吐き出しをつくりながら観ると言う感じ。(40代)
- いつも楽しい人形劇や公演で、やめられません。(30代)
- 不思議な空間でしたね。言葉がわかませんでしたが、なーんとなくわかりました。 (50代)
|
■ロビーに展示したクロード・ブージョンの絵本紹介
|
|
『青いイス』の原作絵本
『Der Blaue Stuhl』
Claude Boujon (1930−1995)
作家・ジャーナリストであるとともに、また舞台装置やマリオネットを創造した画家・彫刻家として、非常に親しまれたフランス人である。彼はその人生を芸術創造と青少年のために捧げた。児童青少年のために、彼が書いた、そして/あるいは描いた芸術作品と本のあいだには断絶は存在しない。彼は、自己皮肉と謙虚さをもって、よりよき世界を真に信じた人間として記憶されている。彼は人間に、とりわけ子どもたちに耳を傾けることを愛した。
日本版がないのが、残念! |
日本語に翻訳されているブージョンの絵本 (ロード・ブージョン 文と絵 末松 氷海子 訳 セーラー出版)
「ハガネの歯」 「ほんとうに本はやくにたつ」 「こうさぎジャノがさらわれた」 「べろだしぼうや」 「たくさんたべてね!ウサギさん」
※ブージョンの絵本は、どれも、ユーモアたっぷりのストーリーと絵が楽しくて、最後にちょっとオチのあるお話です。 |
ともだちと自由なイマジネーションの楽しさについての物語、
言語を超えて楽しめる作品です。
俳優とイスと楽器たちによる見事なコラボレーション!
■ベルクスタッド劇場 プロフィール
1976年ハノーバー大学の音楽・演劇専攻の卒業生たちによって設立。児童青少年のための野心的な公演(作品)・神話と古典素材の再構成(による作品)・現代的素材の実験的(な作品)−以上3つのエリアに焦点をおいて作品を創りつづけている。
■配役
シュワルツリッヒ 役 マシアス・アルバー
クロップス 役 ミハエル・ハベリッツ
■おはなし
ある日、砂漠を歩いていたクロップスとシュワルツリッヒは、青いイスをみつけます。そのイスは、旅をしたり、飛んだり、泳いだり、何でもできるとても素敵なイスです。二人が遊んでいると、カメリードがやってきて、「このようなイスは誰かが座るために創られた」と言って、彼らのあそびの邪魔をします
■登場する20以上の楽器について
*大小様々な太鼓 *ドラムセット *いろいろな笛 *木琴 *マラカス *バンドネオンなど名前がかろうじてわかるものだけでも以上の通り! はじめてみるような楽器がたくさん使われます。ビニールホース、バケツ、ヤカンまでもがステキな音を奏でていました。まさに、俳優とイスと楽器たちによる見事なコラボレーションでした。こう、ご期待!
■見た人の感想
*2人の男の間に“青いイス”がひとつ。男と男の絶妙な間柄と青いイス。会場に入る前から生演奏が続き、不思議で楽しい世界へ誘われていきます。役者の表情、動きにあわせて、音楽と青いイスがどんどん変化していくおもしろさは、ほかではきっと味わうことができないものです。
*今までに、こんなにも遊び心いっぱいの舞台をみたことがありません。わくわくドキドキの舞台。客席に居ながら空の上や海の上、はたまた砂漠に私たちをつれていってくれます。観るもののイマジネーションを全開させる舞台です。 |
|
|
|
|
|
|
|