92年水嶋一江により考案された楽器「ストリングラフィ」のアンサンブル演奏。糸電話の原理を応用し、絹糸をこすったり
弾いたりして曲を演奏。クラシックからポピュラーまでレパートリーは幅広く、演奏者はダンスをしているようで視覚的にも
美しく楽しめる。絹糸が奏でる不思議なハーモニーは子どもから大人まで、これまでに多くの観客を魅了してきました。
『ストリングラフィ』とは、1992年、作曲家の水嶋一江によって考案されたオリジナル楽器とその演奏スタイルの総称であり、水嶋によってネーミングされました。水嶋が考案したこのオリジナル楽器は糸電話の原理を応用しており、絹糸の両端に紙コップを取りつけた非常にシンプルなものです。演奏者が手で擦ったり弾いたりして音を出し演奏します。
広い空間に張り巡らされた糸が、まるで芸術作品のように見えることから、糸を意味する「ストリングス」と、グラフィックアーツを意味する「グラフィック」の2つのことばを合わせて「ストリングラフィ」(Stringraphy)とネーミングされました。
1964年東京生まれ。桐朋学園作曲科卒業後渡米、
91年カリフォルニア大学作曲科修士課程終了。
92年ストリングラフィを考案。
現在、プロデューサーの八重樫みどりと共に設立したスタジオ・イヴで活動中。
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アイネクライネナハトムジーク(モーツァルト)・大きな古時計・カノン・森の記憶(水嶋一江作曲)・
美しく青きドナウ・世界にひとつだけの花 他
『ストリングラフィ』の作り方は、スタジオ・イブのHPに載っています。http://www.stringraphy.com
材料:紙コップ2個 フック2個 ボタン2個 絹糸 松ヤニ
「ストリングラフィ」のつくり方やしくみが紹介されている書籍
「中学生理科の自由研究」山田ふしぎさん著 (成美堂出版)
ガリレオ工房のおもしろ実験クラブ 9『音のすがたをみつけよう−手づくり楽器で音の実験−』 (ポプラ社)
21世紀こども百科『科学館』 (小学館)
★ 終了しました ★
「ストリングラフィ・ワークショップ」
講師:水嶋 一江 他
ストリングラフィというオリジナルな楽器を通し、
音って何か、音楽とは何かを考える楽しいワークショップです。
8月26日(土)13:00〜16:40 南区民文化センター・大会議室
8月27日(日) 午後(演奏発表) 広島県立美術館 地下1階・講堂
対 象:小学4年生〜中高生
参加費:1,500円(2日間通して) 定 員:20名(先着順)
内 容:@ストリングラフィに触って音を出してみよう!
鳥の声、カエルの鳴き声、太鼓の音などを実際に出して表現してみる。
A音ってなあに? (糸電話を使った実験によって音の正体を探る)
Bストリングラフィの音階の仕組み
C簡単な演奏をしてみよう。
D27日のコンサートで演奏発表。
お申込先:NPO法人子どもコミュニティネットひろしま
〒730-0802広島市中区本川町2-6-10-304 TEL 082-292-6200 FAX 082-292-6485
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